フィットのガソリン車とハイブリッド車比較!どっちを買うのがいい?
フィットにはハイブリッド車だけではなくガソリン車も用意されています。
どっちを買ったほうが得なのか?最終的に得する可能性があるのはガソリンのフィットなのかフィットハイブリッドなのか?
実はどっちが得かなんて、フィットを手放す時にならないとわからないんです。
だからフィットのガソリン車にするかハイブリッドにするかは、最初に出せるお金で決めればいいんです。
購入時に価格を抑えて乗りたい重視ならフィットの1300ccのガソリンエンジン
最初は高くても乗ってからの給油回数を減らしたい・ハイブリッドの余裕のパワーが欲しいならフィットハイブリッド
ガソリン代だけでフィットハイブリッドで元はとれませんが、基本的にはフィットハイブリッドの方がおすすめ。その理由をガソリン車とハイブリッド車に比較をしながら比べてみます。
Contents
フィットのガソリン車とフィットハイブリッドの価格比較
フィットのガソリン車には1500ccも用意されていますが、ここは1300ccとフィットハイブリッドで比較していきます。
ガソリン車 | ハイブリッド車 | ||
13G・F | 1,428,840円 | HYBRID | 1,699,920円 |
13G・L HondaSENSING |
1,653,480円 | HYBRID・F | 1,815,480円 |
13G・S HondaSENSING |
1,790,640円 | HYBRID・L HondaSENSING |
2,079,000円 |
HYBRID・S HondaSENSING |
2,205,360円 |
価格表を見てみると、1300ccのガソリン車にホンダセンシングをつけたものがハイブリッド車のベースグレードなんです。
ハイブリッド車の方が大分高いことがわかります。
ベースグレードはウルトラシートも搭載されず、フィットのラゲッジスペースを有効活用するためにはおすすめできないですし、快適装備もついていません。
ガソリン車なら13G・Fを選んでも必要最低限な装備はついていますし、ホンダセンシングをつけるなら13G・Lホンダセンシングで必要樹分な装備がついています。
どちらもSはスポーツ仕様になるのでバンパーの形状がかわり大型のリアスポイラー・パドルシフトなどが装備されます。スポーティーな見た目がほしい人が選ぶグレードです。
購入するならベストなグレードは
- ガソリン車は13G・L HondaSENSING
- ハイブリッド車はHYBRID・L HondaSENSING
ということになります。
その価格の差は、425,520円です。重量税や取得税などは省いてもハイブリッド車は355,040円高いです。
この価格差をガソリン代だけで取り戻す事ができるのかってことです。
フィットのガソリン車とフィットハイブリッドの実燃費でハイブリッド車の価格差が埋まるのか調べてみる
フィットの1300ccガソリン車(13G・L)のJC08モード燃費は24.6km/L、フィットハイブリッド車(L)のJC08モード燃費は34.0km/L
燃費の差は10km/L近くあるなぁ…。やっぱりハイブリッド車かなって考えますが、実燃費にすると全く違います。
e燃費のサイトで紹介されている実燃費を参照すると、
- フィット13Gの実燃費は15.7km/L
- フィットハイブリッドの実燃費が20.3km/L
その差は4.6km/Lしかありません。実燃費でみるとそんなに差が無いことがわかりますよね。
車種別燃費コスト比計算というサイトで計算してみると、10万円の差が出るのは57,737km走った時なので、ガソリン代だけで元をとろうと思えば20万キロ走らないといけないってことです。
ハイブリッド車の場合はバッテリーがどんな状態になっているのかもわからないので、ガソリン代で元をとるのはまぁ難しいってことになりますね…。
コスト重視でフィットに乗るのなら1300ccのガソリン車がベターな選択
とにかくコンパクトカーに乗れればいいのなら、フィット1300ccのガソリン車がおすすめ。
先進の予防安全技術、ホンダセンシング・LEDフォグ・LEDヘッドライト・サイドカーテンエアバッグなどがついたL HondaSENSINGを買っても200万をきります。
ハイブリッド車と比べてもそれほど燃費も悪くないですし、安くフィットに乗りたい・ラゲッジスペースの広いコンパクトカーに乗りたいならフィット1300ccがベターな選択です。
フィットハイブリッドの魅力はココ!高くても乗る理由
フィットハイブリッドのほうが燃費がいいから給油回数が減る
フィットハイブリッドの一番の魅力は燃費の良さです。
1300ccのガソリン車と比べるとガソリン代だけで元をとるのは難しいですが、燃費が良くなる分給油回数が少なくなるのは確実です。
買ってしまえば、ガソリンにかかるお金が明らかにへるので、得した気分に浸ることができますし、給油の余計な時間を減らすことができます。
加速性能は13Gよりも絶対的にいい
13Gの加速動画
フィットハイブリッドの加速動画
加速動画を見ると分かる通りハイブリッドのほうが圧倒的に加速していきます。
こんな加速いるの?って感じもしますが、高速道路での合流、一般道でもちょっとした合流で加速したいときには助かります。
より、加速性能を味わうなら13Gよりもフィットハイブリッドの方が買いです。
フィットハイブリッドのほうが車を売る時に高く売ることができる
フィットハイブリッドの方が買う時の値段も高いですが、売る時も高く売ることができる可能性が高いです。
フィットガソリンは価格コムの買取予測価格は平成29年の13Gで96~112万円。
これに対して平成29年のフィットハイブリッドFパッケージは137万円~153万円と予測されています。
同じパッケージではないので、単純な買取価格比較はできませんが、ハイブリッドの方が20万円~30万円ぐらい高く売ることができる可能性があります。
走行距離や年式、売る時の相場によって変わるので一概には言えませんが、売る可能性があるのならばハイブリッドを購入していたほうが得する可能性もあるということです。
お金に余裕があればフィットハイブリッドが買い
最初にお金をかけたくない人にはハイブリッドはおすすめできませんが、金銭的に余裕があるならフィットハイブリッドを買うのが正解です。
ハイブリッドの燃費と加速性能はもちろん、フィットハイブリッドを売る時のことを考えると高く売れる可能性があるので、ガソリンと比べてあまり損はしません。
フィットハイブリッドの方が高く売ればガソリン代の分ハイブリッドがお得になる可能性もあります。だからフィットハイブリッドの方が買いです。
フィットを安く買うために今の車を高く売る